翻訳された小説はこんな文体になりがち
2004年11月24日 日常
まさか本当にヤツがくるなんて思わなかったから。
何を言ったとしても今は言い訳にしかならないけど
どうしようもなかった、ただそう言いたいんだ。
何かを犠牲にして何かを得るって人は言うけど
オレは何一つ失いたくなかった。
何一つ失わずに行きたかったんだ。
でも今はこの有様。
もうこの手には何も残っちゃいない。
・・・では、
全てヤツのものになったかというと
それはそれでまた違う話だ。
アイツも今オレと同じことを思っているに違いない。
「もともとオレは何も持ってなんかいやしなかったんじゃないか？」
ってね。
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